教育委員による教育現場視察が行われました。
2021年7月20日 08時30分7月16日(金)5校時、福島県教育委員による教育現場視察がありました。
今回の視察においては、授業等を視察するとともに、学校長との意見交換が行われました。
教育長と4名の教育委員の方々には、本校がコミュニティ・スクールとして、地域とともに地域ならではの魅力ある県立高校を目指す取組として行っている、総合的な探究の時間「地域カダイ探究(1年)」「地域ミライ探究(2年)」を参観していただきました。
7月16日(金)5校時、福島県教育委員による教育現場視察がありました。
今回の視察においては、授業等を視察するとともに、学校長との意見交換が行われました。
教育長と4名の教育委員の方々には、本校がコミュニティ・スクールとして、地域とともに地域ならではの魅力ある県立高校を目指す取組として行っている、総合的な探究の時間「地域カダイ探究(1年)」「地域ミライ探究(2年)」を参観していただきました。
今回は、「梅の甘漬け」と「青紫蘇の塩漬け」です。
「梅の甘漬け」の梅は、生徒昇降口前の梅の木に実ったものです。
昨年、収穫したものを事務の増子さんが甘漬けにして下さいました。
種付きのまま小割にして漬けられた梅は、カリカリ食感とさっぱりとした甘酸っぱさが特徴です。
湖南町では、お茶菓子としても親しまれているそうです。
「青紫蘇の塩漬け」は、校庭の隅で収穫された青紫蘇を塩漬けにしました。
青紫蘇の爽やかな香りと、鮮やかな色合いから夏の訪れが感じられる一皿でした。
令和3年7月9日(金)13時30分より湖南高校図書室に於いて第2回学校運営協議会が開催されました。
協議会の開催に先立ち、「故郷と魅力、そして次の世代へ」という論題で、東京国際大学国際関係学部講師の前好光先生による講演会が行われました。前先生は、人口減少という日本が抱える問題を経済的な視点から捉え直し、問題の本質を見える化することが重要だと説きます。地方再生を考えるにあたり、今なぜ観光が必要とされているか、また、外部から地域に人を誘致するにあたり、地域はどうあるべきか、など、参考になるお話をたくさん伺うことができました。講演会を通し、参加者一同、インバウンドの可能性や、若い高校生が地域活性化に取り組む意義など再確認することができました。
講演後、学校運営協議会が開催されました。本校教頭からの開会の言葉の後、会長の小山伝一郎様より開会の挨拶をいただきました。続いて、校長からの挨拶の中で、湖南高校コミュニティスクールの活動について簡潔な紹介がおこなわれました。やはり、目玉は次年度以降のカリキュラム改編の中で実施が予定されている「観光」の授業や本年度からおこなわれる地域企業社長による「進路面談講座」です。
開会に続き事務局から報告が行われました。まず、総合探究における取り組みの3本柱、①本年度の蕎麦プロジェクトの工程、②そば製品の六次化、③古民家再生の取り組みについて状況説明がありました。本年度の蕎麦プロジェクトについては、今月30日に全校生による種蒔きが実施され、10月が収穫の予定です。また、そば製品の六次化については、実際に製品化する商品の最終候補の選定が行われ、本年度は「そばケーキ」と「そば団子」に決定しました。今後、地元企業と連携し製品の魅力に磨きをかけてゆく予定です。古民家については、解体作業も一段落つき、今後は、情報発信基地としての活用法の研究会や大学生とのワークショップなどを通し、「イベント企画」、「情報発信の在り方」、「どのように人を結び付けてゆくか」など戦略的な部分を考察してゆきます。
続いて、湖南高校応援隊(ここぉた)に関する報告の中で、今月はじめ、ボート部が有志の方から練習用にモーターボートの寄贈を受けたことに対し、ボート部顧問から感謝の言葉が述べられました。
最後に、学校地域連携の一環として、「第一回郷土料理を学ぶ」が開催され、ちまきづくりが好評であったという報告がなされました。次回第二回は今月13日(水)に開催を予定しております。
報告後の質疑応答では、評議員の方々を中心に活発な意見交換がおこなわれ、「湖南高校を中心に色々な人と人との交流が行われてきている。今後の湖南地域ホームステイ制度などが動き始めれば、よい相乗効果がおこるのではないか」などの意見が上がりました。
会の最後、講演くださった前先生より講評を頂き、閉会となりました。
詳しくは議事録をご覧ください。
ホタルが水辺を飛び交う季節になりました。
ゲンジボタルの成虫が校地内の小川周辺を光を出して飛び回っています。先日は職員室のファイルに止まりました。
今年は涼しい日が多く、昨年よりも活動開始が半月ほど遅くなっています。
動画はこちらです。
湖南高校のホタル.mp4
湖南高校の敷地内を流れる小川の水環境にはヤゴが生息し、ここから毎年多くのトンボが飛び立っています。昨日はオニヤンマが例年よりも早く羽化しました。
小川に再び自生するようになった梅花藻も少しずつ生育面積が広くなってきています。
動画はこちらです。
湖南高校の梅花藻.mp4
6月17日(木)本校調理室において、地元の郷土料理研究家である菅野洋子さん、渡部幸子さん、西田忍さんを講師としてお招きし、和やかな雰囲気の中、生徒たちは「ちまき作り」を体験しました。
講師の方々はテーブルごとに「笹の葉の円錐の中にもち米を詰め、もう一枚の葉で三角形に整え、イグサで上手に結ぶ」方法を丁寧に教えてくださいました。しかし、生徒たちはなかなか思うように三角形を作ることができず、何度もやり直したり、講師の方々に質問したりしていました。次第に生徒達はコツをつかみだし、形も結びも整った三角ちまきを作ることが出来るようになりました。
あっという間の2時間でした。生徒たちは約350個のちまきを作り上げました。その後、たっぷりのお湯でじっくりと茹で、優しい味のちまきが出来上がりました。
〈生徒の感想〉
○他校では経験できない貴重な経験が出来た。食べたことはあるが作るのは初めてだった。今度は祖母と一緒に作ってみようと思う。
○笹を巻くのが難しかったが、講師の先生が優しく教えてくれた。湖南のことも教えてくれたので、町を知ることができた。
○ちまき作りは初めてで、やっているうちに楽しくなってきた。湖南高校ならではの行事だと思った。ちまきは家に持ち帰って家族みんなで食べた。おいしかった。
「ちまき作り」の笹を収穫し終えた後、生徒は学校へ戻って笹の下準備を行いました。
まず、熱湯が入った鍋に笹を数枚入れ、加熱殺菌を行いました。その後、流水にて笹の汚れやぬめりを落としました。最後に、ザルに数枚ずつ重ねて、水気を取って完成です。
収穫で疲れている中、生徒は一枚一枚丁寧に下準備を行っていました。
いよいよ明日は「ちまき作り」の本番です。ちまきの出来が今から楽しみです。
今年度、コミュニティ・スクールの取組として「郷土料理を学ぶ」ことにしました。湖南の四季折々の食材を使い、地元の方々からご指導をいただきながらワークショップ形式で行っていきます。
第1弾は”ちまき作り”です。講師は湖南町在住の郷土料理研究家 菅野洋子さんです。菅野さんは湖南ならではの食文化に精通していらっしゃいます。
ちまき作りを明日に控え、生徒は放課後の時間を利用して笹の収穫をしました。作業は約1時間、生徒ははさみを片手に地元の山の藪の中に分け入り、ちまきを作るために必要な笹の葉を約800枚収穫してきました。自然の中で育つ笹の葉のため、葉の大きさは多少異なりますが、ちまき作りには最適な大きさです。
ちまき作りの目標個数は300個です。生徒はちまきを自宅へのお土産として持ち帰る予定です。
先日、湖南地域で食されている山菜”ふうな”をいただきました。
”ふうな”は、茎が空洞になっているのが特徴です。アクが少なく、うどやふきに似た香りがあります。天ぷらやお浸し、お味噌汁など様々な調理法に合うそうです。
今回は、地域の方おすすめの食べ方を教えていただいて、おにぎりにしていただきました。
5月14日(金)、本校図書室において第1回学校運営協議会を開催しました。協議会では、酒井祐治校長及び、小山伝一郎会長からの挨拶の後、本年度最初の会合ということで、出席者の自己紹介をおこないました。
つづいて、令和3年度の学校経営・運営ビジョンについて校長より説明があり、事務局からは前年度の活動内容と本年度の活動計画が報告されました。新カリキュラムから導入される「観光ビジネス」を見据え、本年度は、蕎麦プロジェクト、観光案内や郷土料研究などの取組を充実させていくことにくわえ、湖南高校応援隊(人材バンク)の構築を推進してゆくことが確認されました。また、地域人材の活用という観点から、就職や進学の面接指導を地域の方々にも協力いただく体制づくりを進めてゆくことが満場一致で決定しました。
意見交換では本校のコミュニティスクールの方向性について、活発な議論が交わされました。議論の中で焦点が当てられたのが、総合探究での活動を発表する場と連携先についてです。湖南地域で開催されているお祭りの中で、中止になったそば祭りを湖南高校生の手で復活させるなどの興味深い話題もあがりました。また、現在進めている蕎麦を材料とした食品の商品化、六次化をめぐっては、地域の企業や商店などとの連携について議論を深めることができました。
詳しくは議事録をご覧ください。