ぐるっと湖南に行ってきました!(1学年)
2025年5月8日 09時30分
5月8日(木)、1年生が毎年恒例の「ぐるっと湖南」に行ってきました。午前中から絶好の研修日和となりました。当日は、「ぐるっと湖南伝承会」の大内様、西田様に案内していただき、隠岐津島神社、千住院、布引高原、青松浜、藩領境の松、座頭転ばしの坂、湖南港、五輪塚、乳地蔵、お札神社、中地大仏、木地師の資料館、一里塚といった湖南の史跡・文化財について学びました。また、西田様には、各名所に関わる民話も語っていただきました。今年度の一年生は15人での参加となりました。
昨年度から加わった研修先に「木地師の里 資料館」があります。実は湖南町三代の中ノ入地区には、地元の方々の尽力により守られているブナの原生林が広がり、推定樹齢300年の不動ブナや不動滝までの遊歩道が整備され、散策できるようになっています。今回は日程の都合で資料館での説明を聞くことしかできませんでしたが、近いうちに貴重なブナの原生林まで足を運んでみたいと思います。
今回の研修を通して湖南町の文化や歴史について、さらに深く知ることができました。今後の探究活動に繋げていきたいと思います。
令和7年3月18日(火)に、実行委員長が町の社会福祉協議会さんを訪れ、ぬくぬく雪灯籠まつりに来ていただいた皆様から頂いた浄財を、能登復興の義援金としてお渡ししてきました。
委員長からの「能登の復興に役立ててください」というあいさつに合わせ、お渡しすることができました。

高校生が立ち上げたイベントで頂いた浄財(40,225円)が、能登の復興の一助になれば幸いです。
ご協力ありがとうございました!
2月21日(金)に、10月11日に任命されてから4カ月半の実行委員会活動に別れを告げる解散式を行いました。
実行委員長から、まつり前日に降った大雪の雪かきに対して感謝の言葉が語られたほか、委員へのねぎらいの言葉がありました。
最後に、「みんなのおかげで成功だった」と総括し、「お疲れさまでした」の号令で解散となりました。

なお、ご来場いただいた皆様からの浄財は 40,226円 となりました。後日、能登の復興への義援金として寄付いたします。
『生徒の 生徒による 町活性化のイベント』
【本番編】
第2回雪灯籠まつりが、2月7日(金)午後4時から開催されました。
校舎内では、「あったかたぬき蕎麦」「かりんとう」「蕎麦クレープ」「顆粒大豆のそぼろおにぎり」「KONANキーホルダー」を、販売ではなくお気持ちを頂く形で提供しました。今年1年、探究活動で取り組んできた6次化商品や、日々技術の向上に努めている蕎麦など、生徒の学びを形として、ご来場いただいた皆様にお示しすることができたのではないかと思います。また、城北埼玉高校さんには、地域と協働して作成した「柚子胡椒」を持参していただきました。こちらもご来場いただいた皆様がお買い上げくださり完売したとのことです。


中庭での雪灯籠は、スノーボールランタン、バケツ灯籠、そして本格的な雪灯籠を設置したほか、今年は実行委員長の強い希望で雪像を作成しました。その名も「乗れるきかんしゃトーマス!」。実行委員会の話し合いの中で、「地域には小さな子供たちが少ない。その子供たちが少しでも楽しんでもらえるものを。」という委員長の意見を受け実行委員会で決定しました。最終的には、城北埼玉高校とのZoom会議で意見を集約し作成にこぎつけました。
作成当日は、前日から本校の視察に来校してくださった、広島県立瀬戸田高等学校の先生方にトーマスの顔を作成していただくなど、学校の枠を越えた協力体制の中の本番となりました。

「乗れるトーマス!」 子どもたちも笑顔です!
城北埼玉の生徒がローソク文字を作成してくれました!
一方、磐椅神社では、入り口に雪灯籠、参道と境内にバケツ灯籠を設置しました。幽玄な雰囲気の中、多くの地域の方が見学に訪れ写真を撮影するなど、楽しんでくださっている様子が伺えました。


午後6時30分。いよいよ打ち上げ花火の実施となりました。当日は朝から猛吹雪で打ち上げが危ぶまれましたが、奇跡的に本番の時間だけは風も雪もなく、絶好の条件となりました。


今回の雪灯籠まつり開催にあたっては、本当に多くの地域の皆様のご協力の申し出を頂きました。
たぬき蕎麦には本物の「鴨出汁」の提供があり、顆粒大豆おにぎりの協力のほか蕎麦クレープやかりんとうの技術指導など。広報活動ではポスターを郡山市街や会津若松市街の企業さんへ持って行ってくださいました。さらに、打ち上げ花火では多くのご寄付を頂いたほか、当日の打ち上げ場所の除雪など、数え上げればきりがないほど、地域の方々が協力を申し出てくださり、生徒だけでは実施不可能な対応を進めていただきました。ありがとうございました!
改めて、『生徒の 生徒による 町活性化のイベント』
第2回となった今回は、前回以上に地域の方々を巻き込んだ取組みになりました。
アンケートの配布を忘れるなど、失敗談も多くありますが、生徒の主体的な取組みが、雪灯籠のように地域の皆様の心に明るい灯をともし、地域の活性化につながる一助になっていれば幸いです。
地域の皆様、城北埼玉と瀬戸田の皆様、そして、本校を応援してくださる全ての皆様に感謝申し上げます。
そしてなにより、実行委員の諸君、お疲れ様!
令和7年2月7日(金)に「第2回ぬくぬく雪灯籠まつり」を開催しました。
まずは、【準備編】から
今回は、7日(金)の1日で、準備から本番という日程を組みましたが、実行委員を中心に1,2年生全員でしっかりと取組んでくれました。
午後1時には到着予定であった城北埼玉高校の生徒諸君も、大雪のため到着が遅れるというハプニングもありましたが、実行委員長から仕事の分担を確認し、テキパキと作業をこなしていました。

実行委員長のあいさつと指示

中庭の様子。これがスノーボールランタンです! 灯が入った様子は【本番編】で

今年は手際が良くなり、雪灯籠を玄関前と中庭に6基設置しました。

全員黙々と取り組んでいます! 最後は寝そべりながら!

磐椅城神社の様子。参道や境内も地域の方が除雪してくれました。

厨房では地域の方々の協力と、瀬戸田の先生方の蕎麦打ち研修!
準備作業のなかで、とてもうれしいことがありました。城北埼玉の生徒が「磐椅神社までの道順忘れた」と話していたところ、隣で聞いていた本校生が何の違和感もなく「案内するよ」と声をかけていたことです。当たり前のように感じるかもしれませんが、年に数回の交流を通じて、自然に互いを支えあう姿に、この取組みの本質を見たような感じがしました。
「まつり」本番に向け、実行委員を中心に着々と準備が進行中です!
地域探究部(自然科学班)では、令和2年度より継続的に、本校西側を流れる「菅川」の水質調査を実施しています。
本年度の活動の様子及び調査結果がまとまりました。是非とも御覧ください。
○令和6年度の報告書はコチラ ☛ 070205菅川の水質調査報告書.pdf
2月4日(火)、除雪ボランティアを行いました。除雪作業に伺ったお宅は、高齢者がお一人で暮らしている場合がほとんどであり、湖南の厳しい冬対策に頭を悩ませています。生徒は9班に分かれ、福良・三代・中野・舘地区から依頼のあった9軒の除雪作業に取り組みました。高校生たちは日ごろお世話になっている湖南地域への感謝を込めて、一生懸命に除雪をしました。
今回は多くのテレビ局からの取材もあり、活動の様子を見た地域の方からたくさんの感謝の声をいただきました。生徒からは、「少しではあるけれども、地域の方への恩返しができて嬉しい」「除雪中、車の中から「頑張ってね」と言われて恥ずかしかったけれど、うれしかった」などの感想がありました。
今回の活動にあたり、事前の打ち合わせから当日の作業まで、湖南地区社会福祉協議会および湖南方部民生児童委員協議会の皆様にお力添えいただきました。誠にありがとうございました。



地域探究部(自然科学班)では、令和2年度より継続的に、本校西側を流れる「菅川」の水質調査を実施しています。
昨年度分ではありますが、その活動の様子を御紹介いたします。
本年度の活動の様子及び調査結果については、近日中にアップいたしますので、是非とも御覧ください。
○令和5年度の報告書はコチラ ☛ 060207菅川の水質調査報告書ver3.pdf
令和6年12月17日(火)に蕎麦プロジェクトの最後を飾る『収穫祭』が開催されました。
今年の蕎麦は目標収穫量を少し上回る108kg! 地域の皆様と大事に育ててきた蕎麦を、みんなで打って美味しくいただきます。
蕎麦打ちに先立ち、総合探究の発表会が行われました。最初の発表は「総探:つなぐ班」による湖南観光プロジェクト動画上映会、続いて、図書委員有志による湖南民話劇です。
湖南の食を堪能する前に、町の文化を味わいつくそうという企画。地域の方々も交え、会場は大いに盛り上がりました。

発表会が終わると、いよいよ収穫祭開会です。
ここまでお世話になった蕎麦作り講師の桑野様より開会のご挨拶を頂いた後、実際に蕎麦の実を挽く「石臼体験」、そして、収穫を言祝ぐ「大地讃頌」歌唱と続きます。

開会式のフィナーレは湖南名物の蕎麦口上。
蕎麦の産地では、蕎麦をふるまう際に唄われる口上があり、ここ湖南にも「湖南蕎麦口上」があります。桑名佐奈恵様と本校職員、生徒が一丸となって練習してきた成果を披露しました。写真をご覧いただければ、有志のみなさんの気合の程が伺われます。さて、来年はどうなることでしょう?!

そしていよいよ、蕎麦打ち体験。
気づいてみれば蕎麦打ちも今年で5年目ということで、先輩たちは手慣れたものです。各班、蕎麦部員や大島蕎麦同好会のみなさんが中心となり、蕎麦打ちの技を伝授してゆきます。
一人ひとり悪戦苦闘しながらも最高の蕎麦が完成しました!!

最後に蕎麦を茹でて試食します。
見てください、この満面の笑顔。普段何気なく食べている蕎麦ですが、一から作った蕎麦の味は格別ですよね。さらに今年は、フレンチシェフを目指すOBも参戦し、蕎麦ガレットをふるまってくれました。
最後は蕎麦収穫際に関わってくださった講師の皆様にお礼の言葉を述べて本年度の蕎麦プロジェクトは幕を閉じます。
1年間、蕎麦プロジェクトに携わってくださった地域の皆様、有難うございました。


蕎麦 蕎麦打ち 蕎麦口上 湖南高校
11月26日(火)の放課後、地域探究部有志による「ネギの収穫」を行いました!

これは、『目指せ地産地消!』 ということで、本校の収穫祭で行う蕎麦打ちの材料を、すべて賄おうという生徒の発想から始まりました。
わさびやだいこん、つゆ、のりまで自分たちで作りたいとの話がありましたが、まずは手始めに「ネギ」から・・・
春ごろに植えたネギも立派に育ちました(ネギ植えの様子は コチラ から)。

収穫合計108本!

12月17日(火)に行われる収穫祭で、味わいたいと思います。

ピンクの方が、指導してくださった増子さん